非課税制度の魅力

インタビューする女性

措置法70条の非課税制度を受けるには

相続した財産を一定の団体に贈与した場合、その贈与した財産については相続税が非課税となります。措置法70条の非課税と呼ばれる制度です。 この制度の適用を受けるためには、いくつか要件があります。細かな要件を上げればいくつもあります。ですが、主だったものとしては次の3つとなります。 まず贈与する相手です。国や地方公共団体、一定の公益法人等が対象となります。公益性、公共性の高い団体に贈与するなら、その分、税金は課さないであげようというわけです。 2つ目は申告期限までに贈与を行うことです。いつまで待ってくれるわけではないので注意が必要となります。 加えて申告書の提出が必要となります。この制度の適用を受けて相続税が発生しなくなる場合にも、申告書の提出は必要となります。

いらない遺産をもらったら

この制度の良い所は、もちろん相続税の負担が減ることです。相続税は、取得した遺産を大きさによって負担の大きさが決まります。たくさん遺産をもらったけど、相続税を支払う余裕がないという人には、とてもありがたい制度です。 必要でない遺産を取得したという人にも、ありがたい制度であると言えます。例えば、高価な掛け軸をもらったものの、自分にはそのような趣味はないという場合です。飾ることはなくても、もらったがために相続税は課されてしまいます。現金化する伝手もないとなると、相続税を自費で支払うことになります。このような場合には、この制度を利用して非課税にしてしまえば良いのです。 相続税の軽減制度の中では、比較的要件が簡単な制度です。もらっても困る遺産がある場合には、利用を検討してみて下さい。

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